概要とガイドライン
顧客となる対象
全ての人々 - 家族、友達、カップル、同僚、趣味仲間、ビジネス関係者、介護士、ゲーマー、孤独を抱えている人、疲労している人、不眠症、極度に疲労している人、鬱、心配症、痛みを持つ人、リハビリ中の人、リーダー、活動的な人(ダンス、スポーツ選手…)病院関係者、介護施設関係者、介護者、可動範囲が狭まった人、教師、アーティスト、パフォーマーなど。
教えるために必要とされる資格
現役のプラクティショナー
クラスの形式
1Dayクラス、もしくは1-2時間単位でのショートクラス
プライベート、もしくはグループ
特定のテーマでの提供、もしくは特定の顧客への提供
教室、ヘルスフェア、職場、会議、独立型の環境、レクチャー中やデモンストレ-ション中
現場でのパーソナルコーチング(例:プラクティショナーが人混みを恐怖に感じる人と一緒に買い物に出かけ、実際にその場で呼吸法、集中を保つこと、自分の体の重さを感じることなどを教える)
書類の作成と管理
トレガーインターナショナル、もしくは自国の協会へ所得の一部を支払う必要はない
参加者は受講証明書を受領する
6時間の日常生活のためのトレガークラス(TDL Class)は、チューター、インストラクターからの推薦があれば、ワークショップ入門、もしくはトレガー認定プログラムの受講前に必要な6時間のメンタスティッククラスに置き換えることも可能。もし、このオプションを使用したい場合は、クラスリーダーの推薦を含む受講証明書がクラスの主催者へ送付されます。
許可されている内容と構成(骨組み)
日常生活のためのトレガー(TDL)クラスは、現在の標準の指導に対し共感を呼ぶことと支援的なことを意味している。我々は、日常生活のためのトレガークラスについて明確にするため、そして、他のワークショップや認定トレーニングと識別するためにガイドラインを提供しています
以下のガイドラインに従い、メンタスティックスの動き、そして、トレガー的タッチ(立っている、座っている、寝ているポジションでの)を教えることが可能です。
全てのクラスの中身は、トレガー認定プログラムに含まれるテーブルワークの技術的な観点からではなく、トレガーの原理*の観点から伝えなければなりません。常に、トレガーにおいての焦点は、技術やどの動きをどの体の部位に行うかではなく、どのようにあるかです。日常生活のためのトレガーの核は、どのように平穏の状態を探求するか、それをどのように他の人と共有するかを教えることで構成するべきです。
ここではあなたの生徒にどのようにトレガーセッションやそのセッション一部を行うのかを教えるものではありません。あなたのクラスの目的は、シンプルな方法を受講者に提案することです。それにより生活の質を高めることが可能になるからです。受講生は、あなたのワークショップは個人が豊かになるカテゴリーに属すものであり、トレガーアプローチ・プロフェッショナル・トレーニングの一部ではないことを理解しておく必要があります。
あなたのクラスは、受講者及び受講者の近親者の両者にとってシンプルな実技で生活が容易になるような役立つアイディアを共有します。たとえば、子供の睡眠の助け(ロッキング)、日常時での腰痛を減らす(身体の感覚を感じることにより、どのように体を実際に動かすか)、バランスの改善(左右交互と前から後ろへの体重移動)などです。また、寝たきりや車いすの人達への実践的なアイディアを提案することも可能です。
あなたが紹介した内容を受講者は自身のニーズに合うように、生活の中でより適した身体の動かし方を理解していくことになります。
このようなことも教えられるかもしれません:
その必要性において
医学的に動きの制限があるか尋ねる。
相手がどのように動きを感じるか気遣う、そして彼らのフィードバックに対し適切に対応する。
動きを保ち痛みのない範囲でのタッチ、安全でかつ心地よい体験を作り出す
現時点での制限に対し寛容であることや、軽さ、長さ、スペース、弾力性、グラウンディング、トーンなどサポート的な感覚を楽しむこと。
探求と探索の姿勢で…修正、正そうとせず、むしろ提案や促すことをする。
静かな心のままで、感じ、気づくこと。
お互いにやり取りしている中での心地よいポジションを探すことの大切さ…受け手と与えて両方にとっての安心する動きを探し出すこと。
思慮深さの価値について-個人情報について繊細であること。
*トレガーの原理(感覚や質を含む)について:瞑想的な状態、気づきへの感覚、自他への接触と繋がり、余計なものがない、セルフケア、身体の自由さ、意図しない楽さ、軽さ、感情の波、バイタリティ、流動性、柔らかさ、安定性、長さ、空間、弾性、トーン、重さ、流動性。
許可されていない内容と構成
日常生活のためのトレガークラスの中でトレガーセッション全体の実演、もしくは、どのように全トレガーセッションをするか指導することは不適切なことです。ソフトタッチの質や伸長、ロッキンング、サポート、圧することのコンセプト(抽象的概念)を教えることは可能であるが、トレガー認定プログラムで教わるような身体全体のトレガーのテクニックや動きの順序を教えることは許可されていません。全ての必須トレーニングを完了していない限り、任命されたトレガーのインストラクターではありません。トレガーセッションを実施したい方にはレベル1のトレーニングをご紹介ください。
コンセプトを教える際、解剖学的な見解を含め説明することは可能ですが、掘り下げた解剖学のトレーニングは控えてください。
トレガーマニュアルを受講者に配布することや、その中身を一緒に学ぶことは出来ません。
受講者へ参加証書を提供することを推奨します。現時点で、日常生活のためのトレガークラスは、トレガー認定プログラムの一つとみなされ、特定の条件において継続教育の単位として数えることが可能です。
トレガープラクティショナーは、日常生活のためのトレガークラスが継続教育として承認されるか自国の協会へ確認してください。
他国のプラクティショナーは、これらのクラスが所属する協会の継続教育として数えることが可能か協会へ確認したほうが良いでしょう。
日常生活のためのトレガー(TDL)クラスについての最後に。受講者がしてはならないこと
クラスの中で学んだ技術、コンセプトを使い料金を請求すること
このワークを他で教えることや、"トレガーアプローチ"を教えていると主張すること
サービスマークを使用すること
(”TRAGER"、"トレガー"、"MENTASTICS"、"メンタスティックス"、"The Dancing Cloud logo")
あなたの責任下においてサービスマークの使用の法的及び倫理的制限について受講者に説明してください。